今年度からリベラルアーツクラスを新設、 真の国際人を育成する

啓明学園中学校高等学校

今年度からリベラルアーツクラスを新設、
真の国際人を育成する

著者・コラム紹介

国際性豊かな生徒が集まる教育環境を整え、キリストの教えを土台とした人格教育と、真のグローバル人材になるための学力向上を教育の柱にしている。今年度から学力伸長期の中3・高1にリベラルアーツ教育を導入している。

啓明学園中学校高等学校
北原都美子 理事長・学園長

 「今年度から中学3年、高校1年のクラスに、リベラルアーツクラスを新設しました。中学は二つのホームルームクラスを三つのクラスに、高校は四つのホームルームクラスを五つのクラスに分け、意欲のある生徒に特別授業を行います」

 そう語るのは北原都美子理事長・学園長だ。本来リベラルアーツとは、中世ヨーロッパで重んじられた自由7科(文法・修辞・論理・算術・幾何・天文・音楽)のことをいう。啓明学園のリベラルアーツは、現代のグローバル社会に対応し、5教科(国語・社会・数学・理科・英語)における基礎学力の定着に加えて、課題解決能力を育てるグローバルスタディーズ、芸術や実技を生かした教科横断型の特別授業を行ってゆく。

 そこには、通常の授業で扱うテーマをより深く掘り下げることで、思考力や洞察力を養い、進路につながる高い教養を身に付けるという狙いがある。

英語のみならず、多言語のスピーチコンテストを開催

英語スピーチコンテスト(写真)は、今年度からよりグローバルな"多言語"スピーチコンテストに進化する

 啓明学園は1940年、三井家総本家11代目・三井八郎右衛門の実弟、三井高維によって創立された学校である。英国留学を終えて帰国した三井高維が、自らの子どもを受け入れてくれる学校がなかったため、東京・赤坂台町の私邸を開放したのが始まりだ。

 「三井先生はその当時から、国際社会の中で生かせる教育を実践する帰国子女教育の学校を目指されていました。学校は、広い視野と豊かな人間性、独自の見識を持って、日本だけでなく世界の子どもを教育していく使命がある、と言い続けられていました」(北原理事長)

 その創立者の思いの通り、啓明学園の特徴は「国際生」が30%以上在籍していることにある。同校の「国際生」は、一般的にイメージされる“帰国子女”とは少し違う。海外赴任や駐在を終えた日本人夫婦の子弟だけでなく、一方の親が外国人の子弟、両親共に外国籍の子弟、日系2世3世の子弟、多文化家庭の子弟もいる。

 校内で交わされる言語も、英語ばかりでなく、スペイン語、フランス語、中国語、韓国語など、バラエティに富む。いわば国際社会の縮図が、校内に存在しているのである。国際生は全員、一般生と同じホームルームクラスに在籍し、教科ごとに必要に応じて取り出し授業を受ける。

 「異文化を持ち込む国際生と生活を共にすることで、一般生たちも多様性に触れ、必然的に国際性が身に付いてゆきます」と北原理事長。

 今年度からは、恒例の英語スピーチコンテストを“多言語スピーチコンテスト”に模様替えする。真の国際性を積極的に打ち出してゆくためだ。バックグラウンドの異なる生徒が集まる多様性に満ちた学校であり、その個々の違いを、教員や生徒同士が受け入れてくれる環境がある。創立者の教育理念が、誠実に受け継がれている。


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学校データ

啓明学園中学校高等学校

最寄駅
JR中央線「八王子」、京王線「京王八王子」、JR・西武拝島線「拝島」よりいずれもスクールバス JR中央線「立川」、多摩都市モノレール「立川北」よりいずれも路線バス

所在地
196-0002
東京都昭島市拝島町5-11-15

TEL
042-541-1003

URL
http://www.keimei.ac.jp/

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