[東京 25日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル高/円安の112.22/24円だった。商業決済の集中しやすい五・十日に当たり、仲値公示にかけ、実需筋のドル買いや日本の経済対策への思惑を支えに、112円半ばまで上昇したが、午後にはそれも一巡し、じり安となった。ただ、112円前半では底堅さも意識された。

午後のドル/円は日経平均が上げ幅を削るのをながめて、じり安で推移。一時112.16円に下落した。目先の手がかりを欠き、商いも薄かったもよう。

「米金利が一時期に比べ持ち直しており、北朝鮮リスクが高まりでもしなければ、ドル/円の下げが深まるとは想定しにくい。ただ、上値を追うには追加の材料が必要」(国内金融機関)との声が聞かれた。

市場の関心は、米国の税制改革に向かっているという。27日に法人税減税に向けた計画が公表される見込みとロイターは伝えている。[nL4N1M6041]

市場では「期待が薄れていただけに、具体的な数字が出てくればポジティブサプライズになりやすい」(国内金融機関)との声が出ていた。

一方、トランプ米大統領の娘婿、クシュナー大統領上級顧問らが公務で私用メールを使用していたとの報道を踏まえて、市場では「今後の展開が読みにくく、海外時間にかけて続報に注意が必要」(国内金融機関)との声が出ていた。

米政治専門サイト「ポリティコ」が24日報じたところによると、クシュナー大統領上級顧問を含む複数のホワイトハウス高官が公務に私用メールアドレスを使っていた。

トランプ氏は大統領選の選挙期間中、民主党候補のヒラリー・クリントン元国務長官が在任中に私用のメールサーバーを使っていたことを非難していた。

午前のドル/円は、早朝に安値112.02円をつけた後、仲値にかけて112.53円まで上昇した。安倍首相が2兆円規模の新たな経済対策を策定するよう指示したという読売新聞の報道もあり、日経平均が寄り付きからプラス圏で推移。円売りが優勢となる中、仲値にかけて輸入企業のフローも加わった。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 112.22/24 1.1925/29 133.85/89

午前9時現在 112.44/46 1.1924/28 134.09/13

NY午後5時 111.97/99 1.1952/56 133.78/82

(為替マーケットチーム)