[東京 25日 ロイター] - 東芝<6502.T>は25日夜、三井住友銀行など主要取引7行に対する説明会を開き、半導体子会社の売却手続きが遅れていることについて説明した。複数の関係筋が明らかにした。

東芝は、米系投資ファンドのベインキャピタルを中心にした「日米韓連合」への売却を20日に決議したが、譲渡契約の締結には至っていない。

複数の関係筋によると、優先株による出資を検討している米アップル<AAPL.O>からの承諾が遅れているほか、買収資金の一部を構成する銀行融資の取り扱いについて、同陣営内に議論があるため、契約が遅延しているという。

東芝は銀行団に対し、契約調印に向け、最大限の努力をしていると説明した上で、9月末に期限が切れる総額6800億円のコミットメントラインの延長を要請した。

東芝は「ディールの詳細はお答えしていないが、近日中の譲受会社との契約締結を目指している」(広報担当)と述べた。

三井住友銀行とみずほ銀行のコメントは得られていない。

(布施太郎、編集:田巻一彦)