[シラキュース(ニューヨーク州) 25日 ロイター] - ニューヨーク連銀のダドリー総裁は25日、物価の軟調さが消えつつあることや、国内経済の基礎的条件が良好な点を踏まえ、米連邦準備理事会(FRB)は徐々に利上げを行う道筋をたどるとの認識を示した。

カレッジの学生、教授陣らを前に講演した。

国内インフレの重しとなる一時的要因が無くなりつつあると指摘、軟調なドル相場や底堅い海外成長が国内貿易部門を押し上げ、景気と賃金の伸びが平均をやや上回るとの見通しを語った。

インフレは中期にわたり、目標の2%前後まで上昇し、安定すると予想した。

南部やカリブ海地域をハリケーンが襲い、今後数カ月間の景気指標の解釈が難しさを増す公算が大きいとしつつ、影響は短期的とみられ、復興が進むにつれてこうした災害が経済活動を押し上げる傾向を指摘した。

持続可能な最大雇用達成というFRBの使命に関して、働く意欲のある人材が必要な技能を持っていなければ、FRBは成功を宣言することができないとの考えも示した。