[リスボン 25日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのコスタ・ポルトガル中銀総裁は25日、ECBは常に財政と金融の安定維持に目配りしながらリスクを管理すべきだとした上で、政策の持続可能性に影響を与えかねない副作用を受け入れる必要があると指摘した。リスク管理に関する会議で述べた。

同総裁は、ECBの戦略を決定する上での難しい選択やトレードオフは「バランスシートの管理において生じるため、今後なくなることはない」と指摘。

「ECBの手腕は、財政の安定と金融の安定という2つの目標を損なうことなく、リスクに対応することだ。それができるのであれば、われわれはこれら2つの重要な目標を達成するための代償としてある程度の副作用を受け入れる必要がある」と述べた。

また政策判断を行う上で「中央銀行は政策に対する全般的な影響だけでなく、その持続可能性に与え得る影響も考慮する必要がある」とし、「失敗すれば、評判へのダメージは深刻で長期にわたる可能性がある」と警告した。