[東京 26日 ロイター] - 世耕弘成経済産業相は26日、閣議後の会見で、消費税について「再来年に上げるという方針は政府として決めている。経済閣僚としては、それまでに消費税が上げられるような経済状況を作っておくということ」と述べた。

また、経済指標では良い数字が出ているが、「消費税をさらに2%上げるとなれば、賃上げも確保しなければならない」とした。

小池百合子東京都知事は25日、来月の衆院選挙に向けて新党の立ち上げを発表し、政策として景気回復が実感できる前の消費税引き上げに否定的な見解を示していた。

世耕経産相は、衆院選挙では国内総生産(GDP)が6四半期連続でプラスとなっていることや良好な雇用環境、株価の安定を受け、アベノミクスを続けるのかどうかが問われれると指摘。「デフレ脱却までもう一歩というところまで来ている。この経済政策をぜひ続けさせて欲しい」と述べた。

小池氏が原発ゼロを訴えていることについては、「安全最優先で再稼働できると原子力規制委員会が判断したものについては再稼働し、再生可能エネルギーもしっかり使いながら、エネルギーミックスを達成していくことに尽きる」とした。

(宮崎亜巳)