[北京 26日 ロイター] - 中国の対北朝鮮ガソリン輸出と、北朝鮮からの鉄鉱石輸入が8月に減少したことが、26日の税関統計で明らかになった。8月のガソリン輸出は前年同月比96.3%減の180トン、鉄鉱石輸入は同27.2%減の14万3343トンだった。ディーゼル輸出は170トンで、前年同月はゼロだった。

ガソリン輸出は7月の120トンからは増加。鉄鉱石輸入は7月の17万5980トンから減少し、 昨年12月以来の低水準となった。

ロイターは6月、中国石油天然気集団(CNPC)[CNPET.UL]が、輸出代金の受け取りを巡る懸念から北朝鮮への燃料輸出を一時停止したと伝えた。事情に詳しい関係筋によると、一時停止措置は現在も続いている。

鉛精鉱の輸入は1万4216トンで、ロイターが記録をさかのぼることができる2010年以降で最高となった。

中国が8月に北朝鮮から石炭160万トンを輸入したことも明らかになった。中国が北朝鮮からの石炭輸入を停止した今年2月以来の輸入となる。

輸入再開の理由は不明で、税関当局者は事情を調査すると表明した。

国連安全保障理事会は8月、北朝鮮の石炭、鉄鉱石、海産物などの輸出を禁止する制裁決議を全会一致で採択した。制裁実施は9月からとされていたが、中国政府は8月15日からの実施を発表した。

*内容を追加しました。

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