[ソウル 27日 ロイター] - 韓国の半導体大手SKハイニックス<000660.KS>は、同社の取締役会が、東芝<6502.T>のメモリー半導体子会社を2兆円で買収することを計画する米べイン・キャピタル主導の企業連合への参加を決議したと発表した。

SKハイニックスは声明で、3950億円を投じるとした。

東芝は20日、同日午前開催の取締役会で、半導体子会社「東芝メモリ(TMC)」の全株式を、米系投資ファンドのベイン・キャピタルが主導する企業連合により組成される買収目的会社に売却し、同買収会社との株式譲渡契約を締結することを決議したと正式に発表した。

しかし、関係筋によると、企業連合のメンバーでTMCの最大顧客であるアップル<AAPL.O>が出資と引き換えに東芝に取引条件の見直しを求めたため、契約締結が遅れているという。

SKハイニックスの声明は、契約が締結されたかどうかについては触れていない。

東芝の広報担当者は、できるだけ早期の契約締結を目指していると述べた。

事情に詳しい関係筋の1人は、27日の契約締結は見込んでいないと述べた。

声明によると、べイン・キャピタル主導の企業連合がTMCの議決権の49.9%を保有する一方、東芝が40.2%、半導体製造用部材を手掛けるHOYA<7741.T>が9.9%の議決権をそれぞれ保有するという。

SKハイニックスが投じる3950億円のうち、1290億円は転換社債の形をとる。将来的に株式に転換される可能性があり、議決権は最大で15%になるという。

声明によると、アップル、デル[DI.UL]、シーゲイト・テクノロジー<STX.O>、キングストンテクノロジーは転換不可能な優先株の形で出資する。

*内容を追加します。