[インディアナポリス 27日 ロイター] - トランプ米大統領は27日、ニューヨークで先週開かれた国連総会に出席した際、ある外国の首脳から、米国に自動車産業関連の5つの工場を新設あるいは拡張する計画を間もなく発表すると告げられたことを明らかにした。

大統領は「先週国連で、世界で最もパワフルな指導者の1人から、さほど遠くない将来に米国で5つの工場を拡張または新設する発表を行う予定だと告げられた」と述べ、自動車業界の工場だと付け加えた。

大統領はこの首脳の名前や国名は明らかにしなかった。ホワイトハウスのコメントもこれまでのところ得られていない。

大統領は国連で安倍首相や他の12カ国の首脳と会ったが、選挙を控えてドイツにとどまったメルケル首相とは会わなかった。

トランプ大統領は海外の自動車メーカーに対し、米国への輸入を抑え、米国内での生産を強化して雇用を増やすよう働き掛けており、日本とドイツの自動車メーカーは今年、相次いで米国への投資を発表している。

トヨタ自動車<7203.T>は8月、米国でマツダ<7261.T>と折半出資の新工場(16億ドル規模)を建設すると発表。

26日には、ハイブリッド車(HV)用パワートレインを生産するため、米国内の5工場に約3億7500万ドルを投資することを明らかにした。

また、ダイムラー<DAIGn.DE>は先週、アラバマ州タスカルーサにある同社高級車部門メルセデス・ベンツの工場に10億ドルを投じると発表。

高級車メーカーのBMW<BMWG.DE>も6月に、サウスカロライナ州の工場を拡張して雇用を1000人増やすと発表。

フォルクスワーゲン<VOWG_p.DE>も8月、米国内でスポーツ多目的車(SUV)タイプの電気自動車(EV)を生産する方針を示している。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧下さい)