[ロンドン 27日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のハルデーン理事は、賃金上昇に関する心強い兆しがみられると述べ、利上げは英経済にとり好ましいニュースとして受け止められるべきだとの考えを示した。スカイ・ニュースが27日に同理事の発言として伝えた。

同理事は、前回9月の政策会合では、大半の政策委員が、数カ月以内にある程度の金融刺激策の縮小が正当化される時期に近づくとの見方を示したと述べ、私もその1人だと説明した。

その上で、これは好ましいニュースで、金利は正常水準に戻ることになると述べた。

また、インフレ高進と弱い賃金の伸びにより、英国民の生活は圧迫されているが、数カ月以内に状況は改善するとの見方を示した。

「賃金に関しては、これまでよりも心強い兆しがみられる」とし「賃金と生産性の双方において、トンネルの出口に近づきつつあると期待している」と述べた。

中銀は9月14日の会合で、7対2で金利据え置き決定した。ハルデーン理事は、据え置きを支持した。

ただ、同理事は6月に、2017年下期に利上げを支持する公算が大きいとの見方を示しており、この会合で利上げ支持に回るかどうかに注目が集まっていた。