[東京 28日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反発した。前日の米国株高や米金利上昇に伴うドル高・円安を手掛かりに買いが先行。金融セクターやハイテク関連が堅調に推移した。だが、2万0400円に接近すると高値警戒感が意識された。28日午後に衆議院が解散され、選挙戦が事実上スタートしたが、大規模な野党再編の動きなど政局も読みにくく、買い一巡後は高値圏でもみ合う展開だった。

TOPIXも3日ぶりの反発。東証1部の売買代金は2兆7403億円と膨らんだ。セクター別では金属製品が上昇率トップ。繊維、その他製品がこれに続いた。半面、電気・ガス、海運、小売の3業種が下げた。市場では「衆院解散から投票日までは株高のアノマリーがあるものの、今回は政局が市場を動かしそうなムードもある。オプション市場ではリスクに備えるポジション取りもみられる。目先は上値に慎重姿勢だろう」(岡三オンライン証券投資情報部長の武部力也氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、アルコニックス<3036.T>が大幅高。27日に発表した2017年4─9月期連結業績予想の上方修正を好感した。M&A(合併・買収)などが奏功し、グループ全体で業績が好調に推移した。半面、ニトリホールディングス<9843.T>が軟調。同社は27日、2017年3―8月期の連結営業利益が前年同期比2.1%減の481億円になったと発表した。減益決算を嫌気する売りに押された。

東証1部の騰落数は、値上がり1461銘柄に対し、値下がりが494銘柄、変わらずが71銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      20363.11 +96.06

寄り付き    20398.63

安値/高値   20299.68─20399.87

TOPIX<.TOPX>

終値       1676.17 +11.74

寄り付き     1675.27

安値/高値    1668.19─1676.92

東証出来高(万株) 160358

東証売買代金(億円) 27403.91

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