[パリ 28日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は28日、ECBは全般的な金融緩和を維持しつつ、資産買い入れペースを落とすべきとの考えを示した。

総裁は銀行会議の席で、現在の経済および労働市場の回復がやがてインフレ高進につながることは間違いないとした上で「われわれは著しく緩和的な金融政策全般を維持する一方で、純資産買い入れの強度を下げなければならない」と語った。

また、ECBは資産買い入れ縮小に「実用的」であると同時に、必要に応じて追加買い入れの可能性を視野に入れる必要があると指摘。インフレが持続的に上昇するまで利上げは検討すべきでないとした。

景気が回復すれば賃金の伸びを阻害する要因は取り除かれるとし、最近のユーロ高によるインフレへの影響を見極めるため、ECBは為替動向を注視していると述べた。