「モバイル会議」が
ビジネスに革新をもたらす

資料の拡大や縮小、ページ送りといった操作をすべてタッチスクリーンで行えるため、パソコンが苦手な人でも容易に使いこなせる。

「モバイル会議」が活躍するのは、なにも会議や打ち合わせだけではない。なかでも野村氏が可能性を感じるのは、営業のペーパーレス化だという。

「たとえば証券会社や銀行の営業マンの場合、数百種類もの商品を取り扱うことが珍しくありません。そのすべてのパンフレットを持ち歩くことは不可能ですが、必要なデータを『モバイル会議』のサーバーに保管しておけば、スマートデバイスを利用することで、あらゆるニーズに対応した効果的なプレゼンが可能になります」

 プロジェクターやノートパソコンを利用した場合と異なり、きれいな画面を手元で見られるスマートデバイスと「モバイル会議」を組み合わせたプレゼンテーションは、「お客様をその気にさせる武器」としての訴求力が高い。実際に、営業支援ツールとして「モバイル会議」に着目し、導入を検討している企業も増えているという。

 スマートデバイスを利用したビジネスの革新を目指す企業にとって、NRIネットコムは頼りになるパートナーだが、「モバイル会議」はまさしくその第一歩を踏み出すためのツールといえるだろう。

<導入事例>
二川健作全日空商事
企画部IT推進チーム

月5回以上、最大30人が「モバイル会議」を同時利用
 ビジネスにおけるスマートデバイスの可能性を探る目的から、2011年3月より「モバイル会議」を導入しています。既存ネットワークに手を入れることなく、手軽にシステムを構築できる点や、設置場所を選ばないことが選定の決め手となりました。当初は役員会議だけでしたが、現在では部長会議を含めて月に5回以上、最大で約30人が同時に「モバイル会議」を利用しています。ペーパーレス化によるコスト削減効果はもちろんですが、会議の準備作業が圧縮されたことが大きなメリットといえます。