[28日 ロイター] - ロンドン交通局(TfL)が米配車サービス大手ウーバーの営業免許を9月末で取り消すとしていることに対し、英メイ首相は28日、決定は「不平等」であると述べ、多くの雇用がリスクにさらされるとの懸念を表明した。

メイ首相はBBCのインタビューで「ウーバーに安全上の解決すべき問題があることは確かだが、民間企業と、わが国の伝統であるロンドンの素晴らしいブラックキャブの間で、条件を平等にしてもらいたい」と言明。「全面禁止は不平等だと思う」と述べた。

首相はさらに「ロンドン市長は、一筆書いただけで4万人の雇用をリスクにさらし、350万人の利用者の暮らしに悪影響を与えた」と批判した。

TfLは22日、ウーバーの営業により公共の安全が脅かされるリスクがあるとし、9月30日までの現在の免許期限を更新しないと発表。運転手が関与した重大な犯罪行為の報告や、運転手の身元調査に対する同社の対応に問題があるためだと説明した。

同社のコスロシャヒ最高経営責任者(CEO)は25日、免許取り消しの原因となったとみられる問題について謝罪した上で、決定への異議申し立てを行うと表明した。

同社はロンドンで2012年から営業している。