「マスコミではこう報じられているけど、実際みんなはどう思っているのか?」当連載「ザ・世論 ウィークエンド投票箱」では、毎週のホットな話題についてDOL読者の“いまの気持ち”を、おなじみの投票システムを通じて探っていきます。是非ご参加ください。

 今週は、フランス・ベルギー系の金融大手デクシアが破綻。また欧州金融安定化基金(EFSF)の拡充をめぐりEU内の足並みが乱れるなど、ギリシャに端を発する欧州の金融危機が再燃しました。週末には、EU加盟国のうち最後まで拡充案をめぐり紛糾していたスロバキアでも採決のめどが立ち、EFSF拡充案は正式決定される見通しとなりました。しかし今後は、より厳しいストレステストが金融機関に課され、不合格となる銀行の増加が予想されるなど、先行きには依然、不透明感が残ります。さて、DOL読者は今後のEU経済の見通しをどう考えているでしょうか。下記の関連記事もご参照のうえ、是非アンケートにご参加ください。

欧州ソブリン危機が招く「中国ショック」の現実度
新興国へのマネーの流れが“大変調”をきたすとき

(今週のキーワード 真壁昭夫)

またも見送られたギリシャ融資
欧州基金拡大で危機は収束せず

(週刊ダイヤモンド inside)

割安感が募る欧州株は本当に“買いどき”なのか?
ファンド筋が唱え始めた「収益チャンス」の真贋

(今週のキーワード 真壁昭夫)

欧州を襲う「10月危機」
綱渡りのギリシャ支援

(週刊ダイヤモンド Close Up)

9.11、欧州危機、大震災が象徴する世界の構造変化
西側先進国と新興国の間に見え始めた「新たな秩序」

(田中均の「世界を見る眼」)

 質問と選択肢は、以下の通りです。

2011年度末までに、EU経済に本格回復の兆しが見えてくると思いますか?
   見えてくると思う
   不透明なままだと思う
   むしろ事態は悪化していると思う
   わからない

 投票〆切は、10月16日(日)の深夜0時です。ぜひ、あなたの清き一票を!

 なお、この問題に関する読者のみなさま同士の議論の場として、ツイッターのハッシュタグ「#dol_seron」も設定させていただきました。ご活用ください。