[ロンドン 29日 ロイター] - 29日のユーロ圏債券は、この日発表された9月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことを受け、前日の安値から上昇に転じている。

前日はトランプ米大統領が発表した税制改革案を受けたリフレトレードで売り込まれ、軒並み利回りが低下していた。

欧州連合(EU)統計局が29日発表した9月のユーロ圏CPI速報値は前年比1.5%上昇し、予想(1.6%上昇)を下回った。

発表を受け、10年物独連邦債利回り<DE10YT=TWEB>は3ベーシスポイント(bp)低下の0.45%。前日には0.518%まで上昇していた。

米独10年債<US10YT=RR><DE10YT=RR>の利回り格差は186bpと、7月上旬以来の大きさに拡大した。

このほか、CPI発表後にはポルトガル10年債利回り<PT10YT=TWEB>も2.375%と、2015年12月以来の水準に低下。イタリア10年債利回り<IT10YT=TWEB>は1週間ぶり低水準の2.15%を付けた。