[29日 ロイター] - <為替> ドルがほぼ横ばいで推移。8月の米個人消費の伸びが0.1%にとどまるなか、ドルは当初値下がりしたものの、その後発表された9月のシカゴ購買部協会景気指数が予想外に上昇したことや、同月のミシガン大消費者信頼感指数(確報値)が概ね予想通りだったことで値を戻した。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 続伸。第2・四半期の英国内総生産(GDP)確報値が4年ぶりの弱い伸びとなったことでポンドが下落し、海外で収益を上げる国際的な銘柄が多いFT100種を押し上げた。

ただ月間ベースでは1%近く値下がりした。9月はポンドが、昨年行われた英国の欧州連合(EU)離脱を巡る国民投票以来の高値をつけるなど、ポンド高が重しとなった。

この日は金融株と消費関連株、鉱業株が最大の押し上げ要因となった。

鉱業大手のBHPビリトン<BLT.L>とグレンコア<GLEN.L>、リオ・ティント<RIO.L>、アングロ・アメリカン<AAL.L>は0.7%から2.6%上昇した。

原油価格の上昇に伴い石油大手もプラス圏で取引された。ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>とBP<BP.L>はともに0.3%高だった。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 続伸。ユーロ安が追い風となりSTOXX欧州600種指数<.STOXX>は月間ベースで今年最大の値上がりとなった。

ユーロ安は欧州株の追い風となっている。特に輸出銘柄が多いドイツのクセトラDAX指数<.GDAXI>においてはその影響が顕著だ。

STOXX欧州600種とユーロSTOXX指数<.STOXXE>はこの日、ともに3カ月ぶりの高値となった。四半期ベースでもプラスとなり、マイナス圏に落ち込んだ第2・四半期から持ち直した。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 9月の域内消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことを受け、国債利回りがおおむね低下(価格は上昇)した。

トランプ米大統領の減税構想を受け、同国で財政政策の効果に期待が広がり、前日は債券が大きく売られていた。

CPI統計公表を受け、ドイツ10年債利回り<DE10YT=TWEB>が一時、3ベーシスポイント(bp)下がって0.45%と、2営業日ぶりの低水準をつけた。

米国とドイツ10年債の利回り格差<US10YT=RR> <DE10YT=RR>は、7月初め以来の水準に拡大した。米成長・インフレ期待が当面、ユーロ圏よりも底堅い状況を示す。

ポルトガル10年債利回り<PT10YT=TWEB>が4bp下がって2.368%と、2015年12月以来の水準を記録する場面もあった。

イタリア10年債利回り<IT10YT=TWEB>も一時、2.146%と1週間ぶりの低水準を記録した。

9月のユーロ圏CPI速報値は前年比1.5%上昇したが、欧州中央銀行(ECB)の目標(2%近辺)をなお大きく下回った。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]