[北京 30日 ロイター] - 中国人民銀行は30日、中小企業や農業向けの貸し出しに関する一定の条件を満たした銀行を対象に預金準備率を引き下げると発表した。

人民銀によると、国内銀行の大半が要件を満たしており、預金準備率の少なくとも50ベーシスポイント(bp)引き下げが適用される。

地元証券会社のアナリストは「引き下げ幅は大きく、すべての大手銀行と、中小銀行の90%が対象になる。控えめに見ても、われわれは7000億元規模の流動性が放出されると予想している」と指摘した。

預金準備率の引き下げは2018年から実施する。人民銀によると、中小企業や農業向けの貸し出しが全体の貸出残高、または融資の新規増加分に占める比率が1.5%の銀行については、預金準備率を50bp引き下げる。同比率が10%に達した銀行に関しては、預金準備率をさらに100bp引き下げ、引き下げ幅を150bpとするという。

人民銀は声明で、今回の条件付きの預金準備率引き下げについて、穏健かつ中立的な金融政策の修正に当たるものではない、と説明した。