[ウェリントン 2日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)総選挙の結果を受けて連立政権の鍵を握る第3勢力に浮上したNZファースト党は今週、与党・国民党、野党・労働党と個別に予備的な連立協議を開始する方針を示した。

先月23日に実施された総選挙の獲得議席は、国民党が58、労働党が45、NZファースト党が9、緑の党が7。2大政党の国民党と労働党は、過半数の61議席を確保できておらず、NZファースト党に連立政権の樹立をそれぞれ呼び掛けている。

NZファースト党は、移民抑制を掲げるなど、政策面で労働党との共通点が多いとみられるが、労働党と連立を組む場合、緑の党との3党連立が必要になる。このため、NZファースト党が国民党との2党連立を組むのではないかとの見方も一部出ている。

国民党が緑の党と連立するとの観測も週末に浮上したが、国民党を率いるイングリッシュ首相は、態度を決めかねているようだ。

イングリッシュ首相とNZファースト党のピータース党首はすでに電話で会談。

労働党のアーダーン党首も、ピータース党首と会談したことを明らかにしており、今週、両党が会合を開く予定だ。

海外投票分を含めた総選挙のすべての票の開票結果は10月7日に発表される。