[ロンドン 2日 ロイター] - マークイット/CIPSが発表した9月の英製造業購買担当者景気指数(PMI)は55.9と、前月改定値の56.7から低下した。

ロイターがまとめた市場予想の56.4を下回った。

投入価格指数は70.4と、前月の62.1から上昇。6カ月ぶりの高水準だった。

PMIは景況改善・悪化の分かれ目となる50を上回っているが、新規受注や投資財の生産は鈍化しており、先行きの見通しは明るくないという。

IHSマークイットのディレクター、ロブ・ドブソン氏は「9月の成長鈍化で、英国経済の幅広い分野で勢いが鈍っていることがあらためて裏付けられた」と指摘した。

欧州連合(EU)離脱決定に伴うポンド安で、インフレがさらに進む可能性もある。商品価格の上昇やサプライチェーン上の制約などを背景に、投入価格指数は今年3月以来の高水準となっている。

同氏は「物価にさらに上昇圧力がかかる可能性が高く、収益率の低下につながるだろう。今後生産スケジュールに支障が出る恐れもある」と指摘。英中銀の利上げ観測が強まるとの見方を示した。