[2日 ロイター] - <為替> 9月の米供給管理協会(ISM)製造業景気指数が2004年以来の高水準となり、ドルが対ユーロ・円で上昇した。スペイン・カタルーニャ自治州の住民投票を受け、不透明な欧州政治情勢への懸念が広がり、ユーロを圧迫した。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 続伸して取引を終えた。4週間ぶりの高値をつけた。英政府が発表した住宅購入支援策を材料に住宅建設銘柄が買われた。そのほか、航空と鉱業株も値上がりした。

住宅建設のテイラー・ウィンペイ<TW.L>とパーシモン<PSN.L>、バラット・デベロップメンツ<BDEV.L>は2.0%から4.2%上昇した。メイ英首相が初めての住宅購入者に対する100億ポンド(134億ドル)規模の補助金支給策を公表したことが好感された。パーシモンは過去最高値をつけた。

格安航空会社(LCC)イージージェット<EZJ.L>は5.2%上昇した。競合のモナーク航空が営業を停止したことが材料視された。顧客が航空会社を切り替える中で競合他社の見通しが明るくなった。ブリティッシュエアウェイズを傘下に持つインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)<ICAG.L>は2.4%高だった。

銅の値上がりに伴い資源大手のアングロ・アメリカン<AAL.L>とリオ・ティント<RIO.L>、グレンコア<GLEN.L>は1.8%から2.6%上昇した。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 続伸して取引を終えた。ユーロの値下がりが追い風となった。ただスペイン・カタルーニャ州政府が1日実施した独立を問う住民投票で政治的懸念が高まり、スペイン株は値を下げた。

スペインのIBEX指数<.IBEX>は1.21%低下した。スペインの中央政府は、住民投票は憲法違反で無効だとして、警察が一部の投票所の封鎖に踏み切ったが、カタルーニャ州は投票を推し進めた。

カタルーニャ州に本社を置くスペインの銀行サバデル<SABE.MC>とカイシャバンク<CABK.MC>は4.5%と4.4%それぞれ下落した。

一方、イタリアの銀行、UBI<UBI.MI>は4.3%上昇し、イタリアの主要株価FTSE・MIB指数<.FTMIB>で最も好調だった。フランスの銀行大手ソシエテ・ジェネラルが投資判断を「買い」に引き上げたことが好感された。ソシエテ・ジェネラルは、イタリアの国内総生産(GDP)見通しが上向いていることから融資需要が拡大するほか、不良債権の管理も改善されると述べた。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> スペイン国債利回りが急上昇した。北東部カタルーニャ自治州で、分離独立の是非を問う住民投票が行われ、当局によると90%が独立に賛成、国内金融市場が動揺した。

終盤の取引で、スペイン10年債利回り<ES10YT=TWEB>は7ベーシスポイント(bp)上昇して1.68%。一時10bp上昇して1.713%。ドイツ10年債<DE10YT=TWEB>との利回り格差は約4カ月ぶり水準に拡大した。

イタリア10年債利回り<IT10YT=TWEB>もつられて2.26%まで上昇、2カ月半ぶり水準を記録した。

スペイン債券保証コストは1カ月ぶりの水準近くに上昇した。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]