[ワシントン/ニューヨ-ク 2日 ロイター] - 米通貨監督庁(OCC)は、自動車保険や住宅ローンを巡る不適切な販売慣行で銀行大手ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)<WFC.N>に対する追加措置を検討している。関係筋が明らかにした。

関係筋によると、OCCは自動車保険や住宅ローンを巡る問題でどのような措置をとるか検討しているほか、過去の消費者融資を巡る問題でWファーゴの責任を問うかどうかも検討しているという。

Wファーゴは昨年、従業員が顧客の同意を得ずに210万の口座を開設したことに絡み、1億9000万ドルの制裁金を支払うことで当局と和解したが、その後の調査により、今年8月には口座の無断開設が350万件に上るとの推計結果が明らかになった。

関係筋によれば、Wファーゴは当局に対し不当な販売慣行の一掃を約束したが、OCCがこの合意を履行していないと判断した場合、処罰の可能性があるという。

関係筋の1人によると、OCCの職員はWファーゴへの措置を提言しており、それを踏まえてキース・ノレイカOCC長官代行が判断を示すか、あるいは長官に指名されたジョセフ・オッティング氏の議会承認と就任を待つ可能性もある。

Wファーゴは今年7月、不要な自動車保険料を支払った自動車ローン顧客に対し計8000万ドルを返金すると発表した。

8月には、住宅ローン申請の追加手数料を不当に徴収した疑いで顧客が同行を提訴した。