[東京 3日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比157円45銭高の2万0558円23銭となり続伸。取引時間中としては2015年8月18日以来の高値を付けた。米国市場では堅調な経済指標を支えに主要株価3指数が最高値を更新。円安基調も継続し、大型株を中心に買いが優勢となった。

TOPIXも続伸し、取引時間中では15年8月12日以来の高値を付けた。業種別では石油・石炭、鉱業などを除く28業種が上昇。値上がり率トップは不動産だった。午前の東証1部売買代金は1兆0665億円だった。

日経平均は前場中盤まで2万0500円を手前にもみ合いを続けたが、節目を上抜けた後は一時181円高まで上げ幅を広げた。また「希望の党」代表の小池百合子東京都知事が22日投開票の衆院選に出馬しない考えを示したと読売新聞が報道。国内政局に対する過度な懸念が後退したことも支援材料となったという。

もっとも「衆院選については世論調査などまだ見極めが必要。与党が過半数を確保しても紙一重となった場合は、実質的には敗退と受け止められ、日本株の上昇は見込みにくい」(極東証券経済研究所の高橋豊常務)との声も聞かれた。大型株は堅調だったが、JPX日経中小型株指数<.JPXNKMSC>の上昇率は0.03%と小幅高にとどまった。

東証1部の騰落数は、値上がり1099銘柄に対し、値下がりが818銘柄、変わらずが113銘柄だった。