[東京 3日 ロイター] - 石井啓一国土交通相は3日の閣議後会見で、日産自動車<7201.T>で無資格の従業員による完成検査が実施されていたことについて「自動車の使用者などに不安を与え、かつ自動車の型式指定制度の根幹を揺るがすものであり、極めて遺憾だ」と述べた。

同社の国内車両組み立て工場で資格のない者が完成検査の一部に携わっていた問題は、国交省の立ち入り検査で判明した。同省は日産に対し、10月末をめどに事実関係の詳細や調査結果の報告を求めている。石井国交相は、報告内容を精査したうえで「日産を指導し、安全性の確保と再発防止の徹底について厳正に対処したい」と語った。

世耕弘成経済産業相も「ユーザーに大きな不安や混乱が広がらないよう対応に万全を尽くし、再発防止も徹底して欲しい」と日産に要請、「経産省としても注視していきたい」と話した。

*内容を追加しました。

(白木真紀、宮崎亜己)