9月2日、スティーブン・パドック容疑者(64)は数年前、ラスベガスのカジノ街から車で1時間ほどの所にあるネバダ州の静かな退職者向けコミュニティーに家を購入し、落ち着いた生活に馴染もうとしているように見えた。写真はパドック容疑者の自宅があるメスキートのコミュニティ。(2017年 ロイター/Steve Marcus)

[2日 ロイター] - アパート管理人だったギャンブル愛好家のスティーブン・パドック容疑者(64)は数年前、大好きなラスベガスのカジノ街から車で1時間ほどの所にあるネバダ州の静かな退職者向けコミュニティーに家を購入し、落ち着いた生活に馴染もうとしているように見えた。

 ラスベガスのカジノホテル32階の部屋に立てこもり、カントリー音楽の野外フェスティバル会場に向けて複数の銃で乱射し、米国史上最悪となる59人を殺害、520人以上を負傷させることが出来るような兆候はなかった、と同容疑者を知る人々は証言する。

「彼は裕福で、ビデオポーカーで遊んだり、クルーズに乗ったりするのが好きだった」。同容疑者の兄弟エリック・パドック氏は2日、フロリダ州オーランドの自宅前で記者団にそう語った。

「銃など抜いたことはない。まったく訳が分からない」。エリックさんは、同容疑者が拳銃数丁を金庫に保管してしていたことは知っていたが、自動小銃はなかったと話す。

 パドック容疑者が所有していた銃34丁を警察は押収。うち16丁はホテルの部屋から、18丁はメスキートにある同容疑者の自宅から押収した。自動小銃や半自動のライフルを違法にマシンガンに改造したものもあったという。

 エリックさんはパドック容疑者は穏やかな性格だったと語る。同容疑者は、ギャンブルが合法で、フロリダ中部の多湿を嫌っていたことから、ネバダ州に移住したという。