[4日 ロイター] - <為替> ドルが下げ幅を縮小。朝方発表された9月の米ISM非製造業総合指数(NMI)が約12年ぶりの高水準となったことを受け、12月の米利上げ観測が強まった。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 横ばい。英メイ首相がエネルギー料金に上限を設ける計画を発表したことでエネルギー供給大手のセントリカ<CNA.L>やスコティッシュ・アンド・サザン・エナジー(SSE)<SSE.L>が売られた。

石油大手のロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>とBP<BP.L>も値を下げた。年内を通して原油高が続くことに懐疑的な見方が出た。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 反落。スペイン・カタルーニャ州政府の独立を巡る政治的混乱から、スペインのIBEX指数<.IBEX>は2.85%低下し、昨年実施された英国の欧州連合(EU)離脱を問う国民投票に伴う株安以来の大幅な値下がりとなった。

カタルーニャ州に本社を置くスペインの銀行カイシャバンク<CABK.MC>とサバデル<SABE.MC>は5.0%と5.7%それぞれ下落した。

株安はこの日、スペイン株からユーロ圏全体に波及した。特にイタリア株が影響を受けた。イタリアの銀行バンコBPM<BAMI.MI>とUBI<UBI.MI>は5.3%と3.8%それぞれ下落。STOXXユーロ圏銀行株指数<.SX7E>は2.15%低下し、5月中旬以来の大幅安となった。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> スペイン国債利回りが3月以来の水準に上昇し、ドイツ国債との利回り格差は5カ月強ぶり水準に拡大した。

ロイターのデータによると、スペイン10年債利回り<ES10YT=RR>が一時7ベーシスポイント(bp)上昇して1.80%。ドイツ10年債<DE10YT=TWEB>との利回り格差は136bpまで拡大した。

スペイン・カタルーニャ州のプチデモン首相が数日内に、独立を宣言する方針を表明したとBBCが前日伝えた。

不透明な状況がスペイン政治・経済の安定に及ぼす影響を、投資家らは懸念した。

ラボバンクは、スペインとドイツ国債の利回り格差が150bpと今年最大の水準近辺へとさらに拡大する可能性を指摘した。

IHSマークイットによると、スペイン債券の債務保証コストは6月以来の水準に上昇した。

スペイン危機の影響はイタリアにも広がった。ロイターのデータによると、イタリアとドイツ10年債の利回り格差は182bpと、6月以来の水準に拡大した。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]