[4日 ロイター] - <為替> 強い米非製造業指数の発表を受けて、ドルが他の主要通貨に対して下げ幅を縮小した。

ドル指数<.DXY>は93.259まで下げた後、終盤は0.7%安の93.479で取引された。

ドルは9月の米雇用統計の発表を6日に控えて、持ち高調整の売りが先行した。しかし9月のISM非製造業総合指数が2005年8月以来約12年ぶりの高水準になると、下げ幅を縮めた。

<債券> 国債利回りがやや上昇した。朝方発表された9月のISM非製造業総合指数が約12年ぶりの高水準となったことで、6日発表の9月雇用統計への懸念がやや後退した。

米供給管理協会(ISM)が発表した9月の非製造業総合指数(NMI)は59.8と、前月の55.3から上昇し、2005年8月以来約12年ぶりの高水準となった。市場予想の55.5も上回った。

これを受け、長期債利回りは上昇。ISM指数発表前は9月の雇用統計を巡る先行き不透明感が高まっていることで、国債利回りは低水準で推移していた。

終盤の取引で10年債<US10YT=RR>利回りは2.333%と、前日終盤の2.332%からやや上昇している。30年債<US30YT=RR>利回りは2.877%と、2.872%から小幅に上昇。2年債<US2YT=RR>利回りもやや上昇の1.479%となっている。

<株式> 主要3株価指数が3日連続で最高値を更新。堅調な経済指標が株高を支援した。

一方、小型株の指標であるラッセル2000指数<.RUT>は前日まで8営業日連続で過去最高値を更新していたが、この日は0.3%安と反落した。

また原油先物価格<CLc1>の下落がエネルギー株の重しとなり、全体相場の上値は抑制された。S&Pエネルギー指数<.SPNY>は0.1%安。年初来で約26%高となっているS&P情報技術指数<.SPLRCT>は0.2%安と7日ぶりに反落した。

個別株では、米動画配信サービス大手ネットフリックス<NFLX.O>が2.9%高。UBSによる目標株価引き上げが材料視された。

米後発医薬品(ジェネリック)大手マイラン<MYL.O>が16.2%高となり、S&P500構成銘柄の中で上昇率トップ。米食品医薬品局(FDA)が、同社の多発性硬化症(MS)の再発を予防する「コパキソン」(一般名:グラチラマー酢酸塩注射液)のジェネリック薬2種類を承認した。S&Pヘルスケア指数<.SPXHC>は0.5%高。

<金先物> 対ユーロでのドル安進行に伴う割安感などを背景に買いが入り、4営業日ぶりに反発した。 12月限の清算値は前日比2.20ドル(0.17%)高の1オンス=1276.80 ドル。

外国為替市場で未明からドル売り・ユーロ買いが先行し、ドル建てで取引される金塊などの商品に割安感が生じたことから、金買いが優勢となった。

<米原油先物> 米エネルギー情報局(EIA)の在庫週報を受けて一時買われたものの、利益確定の売りなどに押されて下落に転じ、米国産標準油種WTIは中心限月の清算値ベースで9月19日以来2週間ぶりに1バレル=50ドルの節目を割り込んだ。  

中心限月11月物の清算値は前日比0.44ドル(0.87%)安の1バレル=49.98ドル。12月物は0.42ドル安の50.32ドルとなった。

*債券の記事の表現をより明確にしました。