[ベルリン 4日 ロイター] - ドイツ自動車工業連盟(VDA)は4日、同国における今年の自動車販売(新車登録)が前年比4%増の350万台に達すると発表した。従来予想は前年比横ばいの335万台だった。自動車メーカー各社が打ち出した旧型ディーゼル車に対する買い替え優遇策により9月の受注が増加しているという。

フォルクスワーゲン(VW)<VOWG_p.DE>、ダイムラー<DAIGn.DE>、BMW<BMWG.DE>などは8月、旧型ディーゼル車の所有者が大気汚染物質の排出を抑えた新型車に買い替える際に数千ユーロの値引きを実施すると発表していた。

9月は販売日数が1日少なかったが、国内自動車受注台数が前年同月比4%増となった。ただ同月の販売台数は3%減の28万8100台だった。

VDAのウィスマン会長は「ドイツ市場は予想よりもダイナミックに成長している」とし、優遇策について「消費者はこの魅力的な提案を活用している」と述べた。

8月に発表された優遇策による値引き額は、VWブランドが2000─1万ユーロ(1万1800ドル)、高級自動車部門アウディ<NSUG.DE>が3000─1万ユーロ、フォード<F.N>が2000─8000ユーロ、BMWが最大2000ユーロとなっている。

ドイツの9月の販売台数は減少したが、イタリアやスペインでは増加。それぞれ8.1%増、4.6%増だった。