[ロンドン 5日 ロイター] - イングランド銀行(英中銀)金融政策委員会のマカファーティー委員は5日、金融市場が2019年半ばではなく年内の利上げを予想していることについて、「不快なサプライズ」となるリスクは低いと表明した。

同委員は6月以降、利上げに票を投じている。同委員は、英中銀が9月に、大半の政策当局者が数カ月以内の利上げを想定していることを明らかにするまでは、金融市場は中銀が欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)に伴う不透明感に両手を縛られていると誤解していたと指摘。

同委員は、ロンドンで財界人らを前に講演し「市場の利上げ時期の予想はその後、2019年半ばから2017年年内へと前倒しされた。これにより、歓迎されないサプライズのリスクは低下した」と述べた。

英中銀の直近の利上げは2007年。2016年8月には、政策金利を過去最低の0.25%に引き下げた。エコノミストの大半は現在、英中銀が11月に利上げし、来年も追加利上げを行うと予想している。

マカファーティー委員は、量的緩和(QE)策で取得した4350億ポンド(5710億ドル)の英国債の売却を検討する前に、「数回の利上げ」が必要になると主張。国債売却の影響は限定的だとも述べた。