[ワシントン 5日 ロイター] - 世界銀行のジム・ヨン・キム総裁は5日、世銀グループの融資機関である国際復興開発銀行の増資について、加盟189カ国の「大多数」が支持していると表明、近く増資の最終決定の期日を設定したいと語った。

総裁はメディアとの電話会見で、来週の世銀・国際通貨基金(IMF)会合で増資を協議すると述べた。また、同会合の場で、人的資本や教育への投資促進に向けた新たな取り組みを公表する、とも説明した。

総裁は「われわれはある方向に向けて進んでおり、加盟国の大多数が賛同している。問題は増資をいつ行うかという点だけだ」と述べた。

総裁は、開発プロジェクトへの民間資本の導入に努めており、「そのためにはわれわれ自身がより多くの資本を持つ必要がある」と訴えた。

ただ実現には、増資に消極的とされるトランプ米政権が障害になる可能性がある。米国は世銀の最大の出資国で、事実上の拒否権を持つ。