同様のプランは7月にアンドロイド端末向けで発表しているが、元からターゲットは今秋のiPhone商戦。「店頭の混乱を避けるため、早めに新料金プランをスタートさせた」(同)という。

 iPhone8の“最安”をアピールするauに対し、ソフトバンクは今回、低料金での追随を避けた。ソフトバンクの菅野圭吾執行役員は、「低価格帯はサブブランドの『ワイモバイル』で提供しており、『ソフトバンク』では“高品質”を提供する2ブランド戦略を取っている」と説明する。

 ソフトバンクの今回の目玉は、月7000円で50GBまで利用できる超大容量プランだ。従来よりも1000円安くなった上に、容量を20GB増やした。

 新料金プランの策定に当たり掲げた社内テーマは「ストレスフリー」だった。今春数カ月間、ユーザーの利用状況を分析したところ、「ユーザーは我慢しながらスマホを使っていた。屋外ではWi-Fiがつながる場所を探し回り、通信制限を嫌がって動画を見ないようにしていた」(菅野執行役員)。

au、ソフトバンクの48回払いプランは
端末返却に要注意

 大容量プランを前面に押し出す一方、ソフトバンクもauの端末価格の48回払いに追随し、2年たってから機種変更すると残りの支払いを免除するプランも導入した。

 ただ、auとソフトバンクの48回払いには気を付けるべき点がある。他社に乗り換えると残債免除は適用されず、“囲い込まれて”しまうのだ。

 さらに、機種変更時には使っていた端末の返却が必要で、端末に故障があると残債免除の適用には追加料金2万円が掛かる。

 両社とも「店頭できちんと説明している」というが、2年後の機種変更のタイミングでトラブルが起きないかという懸念は残る。