独自の英語教育と情操教育で 個性を尊重する教育を展開

成城学園中学校高等学校

独自の英語教育と情操教育で
個性を尊重する教育を展開

著者・コラム紹介

2017年に学園創立100周年を迎え、前年に新校舎も竣工。幼稚園から大学院まで包括する総合学園として、独自の英語教育や情操教育に力を入れている。個性が尊重される教育環境の中、生徒たちは伸び伸びと成長する。

成城学園中学校高等学校
石井弘之校長

 成城学園では創立100周年を記念して、英語一貫教育プロジェクトが進行中だ。

 「幼稚園から高校卒業までを統一した形で独自のCan Doリストを作成、オックスフォード大学出版の教材や、タブレットを使ったeラーニングを導入し、より実践的な英語力の獲得を目指します」

 そう意気込みを語るのは、石井弘之校長である。新校舎には少人数の語学教育に対応できるよう、6大陸をイメージした「グローバル・ゾーン」を設置。電子黒板や3000冊の洋書が用意され、成城大学への外国人留学生たちとの交流も行われている。

 留学にも力を入れており、中学ではオーストラリア短期留学、高校では姉妹校である米国東部のマクダナ校、西部のジェイセラ校への短期・長期留学が用意されている。

 「交換留学で海外の生徒が来校すると、本校の生徒は物おじせずにどんどん話し掛ける。きれいな発音よりも伝わることを大切にした英語を、生徒たちが実践してくれています」(石井校長)。

伝統行事「山の学校」で
心身を成長させる

登頂後"とてつもない達成感"を味わうという「山の学校」は、戦前に始まり形を変えながら長い間続けてきた行事だ

 同校の特徴として、本格的な体験学習がある。まず中1での「海の学校」。もともと2kmの遠泳だったが、東日本大震災以降はライフセービングの手法を用いた「生命の教育」が主体に。

 高校生が指導の補助に当たり、生徒全員が日本ライフセービング協会の資格を取得する。

 「山の学校」は、50年以上続く伝統行事で、中2の夏休みに実施される。北アルプスの槍ヶ岳・白馬岳・唐松岳の中から、体力に応じてコースを選択する本格的な登山だ。

 「山の学校は、宿泊行事としてはかなり過酷ですが、生徒たちは登山を通して、精神力や体力を養い、仲間同士で助け合う精神を学び、なにより登頂後は“とてつもない達成感”を味わいます」と石井校長。

 同校は北アルプスの国立公園内に山小屋も所有、現地ガイドとの信頼関係もあって、長年にわたる安全な登山行事が実現している。

 同校は成城大学の付属校ではあるが、推薦で進学するのは約55%。他大学への進路にも柔軟に対応している。成城大学には理数系の学部はないが、高校までに十分な理数的なセンスを養うため、この規模の学校としては異例の8実験室を備えている。また美術、音楽、書道の専任教員も多く「情操教育に手を抜いていない」(石井校長)のも特徴だ。

 新校舎には、古今東西の言葉が壁に刻まれた“コリドー”があり、図書室とカフェテリアが隣接するなど、知的好奇心を刺激する工夫が施されている。ICTなど最先端の教育環境が用意されているが、「教育の根幹はあくまでも“人間対人間”、アナログで体温を感じるもの。その意味で“究極の普通の学校”でありたいと考えています」(石井校長)。


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学校データ

成城学園中学校高等学校

最寄駅
小田急線「成城学園前」

所在地
157-8511 
東京都世田谷区成城6-1-20

TEL
03-3482-2104

URL
http://www.seijogakuen.ed.jp/chukou/

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