[ベルリン 6日 ロイター] - ドイツ経済省が6日発表した8月の鉱工業受注指数は、前月比3.6%上昇した。旺盛な外需を背景に上昇率は予想を大きく上回った。

7月は当初発表の0.7%低下から0.4%低下に改定された。

8月の前月比3.6%上昇は昨年12月以来の大幅な伸び。

ロイターがまとめた市場予想(0.7%上昇)を大幅に上回った。

内訳を見ると、内需が2.7%増加。海外受注は4.3%増だった。ユーロ圏以外の顧客からの受注は7.7%増加した。

経済省は「受注は最近、既に高い水準からさらに上向いた」とし、製造業セクターの好況は続くと予想した。

INGバンクのチーフエコノミスト、カーステン・ブレゼスキ氏は「夏場の爆発的な新規受注」は一部で大口注文が入ったことによるものとみられると指摘。その上で、8月の力強いデータを受けて今年の新規受注は好調な状況となったとし、「企業調査でも生産見通しや受注が過去最高に近い水準を示しており、ドイツの鉱工業は最高速度で今年を締めくくる見込みだ」と語った。

一方、バンクハウス・ランペのエコノミスト、アレクサンダー・クルーガー氏は比較的慎重な見方を示し、第1、第2・四半期にすでに力強さを見せているドイツ経済の成長ペースがさらに加速する可能性に疑問を投げ掛けた。

*内容を追加しました。