[オースティン(米テキサス州) 6日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は6日、一部の米企業にとり高技能労働者の採用が難しくなっていることが投資の足かせになっている可能性があるとし、労働市場における機会の不均衡で経済の活力がそがれる傾向があるとの考えを示した。

同総裁はFRBの労働力に関する会議での講演原稿で、失業率が低水準にあることは労働市場が堅調であることを示しており、一部の企業にとり適切な技能を持つ人材の確保が難しくなっていると指摘。少数派(マイノリティー)に属する人々が教育を受けていても就職で不利になることが労働市場の阻害要因となっていると述べた。

そのうえで「才能のある人材の欠如が企業の投資決定に影響を及ぼしていることが報告で示唆されている」とし、「機会が均等化されなければ、米国は経済の潜在力を発揮できず、国民の能力を限定することになる」と述べた。

ボスティック総裁は今回の講演で景気見通しや金融政策については言及しなかった。