[6日 ロイター] - <為替> 9月の米雇用統計で賃金が上昇し、減税期待も広がって12月利上げ観測が強まるなか、ドルが対円で一時113円台半ば付近と2カ月強ぶり、対ユーロで約7週間ぶりの高値をつけた。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 続伸。2カ月ぶりの高値水準を維持した。

メイ英首相を退陣に追い込もうとする動きがあるとの憶測からポンドが下落し、ドルで収益を上げる銘柄が多いFT100種を押し上げた。

ポンドの下落傾向が続く中、FT100種は週間ベースで2016年12月以来の大幅高となった。

米国で収益の大半を上げるヘルスケア銘柄の値上がりが目立った。製薬のグラクソ・スミスクライン(GSK)<GSK.L>とアストラゼネカ<AZN.L>は0.3%と1.0%それぞれ上昇した。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 反落。ただSTOXX欧州600種指数<.STOXX>は週間ベースでは4週続伸した。欧州の経済回復に対する期待は顕在で、スペイン・カタルーニャ州の独立を巡る政治的緊迫感の高まりに対する懸念は同国株への影響にとどまっているもようだ。

今週乱高下したスペインのIBEX指数<.IBEX>は週間ベースで約1.9%低下。1日に行われた中央政府が違法と見なすカタルーニャ州による独立を問う住民投票では独立派が圧倒的に勝った。

STOXX欧州600種指数は週間ベースで約0.3%高だった。

調査会社EPFRグローバルのデータによると、スペインの中央政府とカタルーニャ州政府の対立が懸念される中でスペイン株の買い戻しはここ1週間で3年近くぶりの高水準となった。一方、欧州の経済回復の勢いが続く中で欧州株式ファンドへの資本流入は3週連続で10億ドルを超えた。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 一時急伸していたスペイン10年債利回りが上げ幅を縮小。

スペイン中央政府が同州で1日投開票された独立を問う住民投票で発生した警察隊の妨害行動について謝罪したことを受け、スペイン資産売りが小康状態となった。ただ、同日発表された米雇用統計が強弱入り混じる内容となったことで、債券利回りは世界的に上昇した。

カタルーニャ自治州の議会がこの日、同国憲法裁による差し止め命令を無視し、週明け9日に本会議を召集し独立宣言に踏み切る構えを鮮明にしたことを受け、スペイン10年債利回り<ES10YT=TWEB>は一時7ベーシスポイント(bp)上昇。ただ、警察隊が住民投票を阻止するなどの妨害行動に出たことについて中央政府が謝罪したことで安心感が広がり、スペイン債利回りは上げ幅を縮小し、他のユーロ圏債利回りに足並みをそろえる格好となった。ただ、週足ではなお11bp上昇と、3カ月ぶりに大幅な上昇となる見通し。

9月の米雇用統計を受け、米2年債利回り<US2YT=RR>は約9年ぶりの高水準をつけた。独10年債利回り<DE10YT=TWEB>も4bp上昇の約0.50%と、1週間ぶりの高水準に迫った。

その他のユーロ圏の10年債利回りは3-4bp上昇。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]