[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米国株式市場は、前日まで6営業日連続で最高値を更新したS&P総合500種<.SPX>が下落した。

9月の雇用統計で、非農業部門就業者数が7年ぶりのマイナスとなり地合いが悪化した。

米ネット通販大手アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>が、処方箋薬市場参入の是非を近く決めるとの報道を受け、ドラッグストアチェーン株が売られた。

北朝鮮が長距離ミサイルの発射実験を準備中とも伝わり、市場の懸念が強まった。

株式投資家の不安心理の度合いを示す、シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX指数)<.VIX>は前営業日に過去最低で引けたが、この日は急反発した。

ナスダック総合<.IXIC>は9営業日続伸で引け、終値の過去最高値を6営業日連続で更新した。

雇用統計は、非農業部門の就業者数が前月から3万3000人減少した。ハリケーン「ハービー」「イルマ」によって失業者が出たほか、採用活動にも遅れが生じた。ただ、時間当たり平均賃金が市場予想を上回る伸びを示した。

ロングボウ・アセット・マネジメントのジェイク・ダラーハイド最高経営責任者(CEO)は「ニュースがないときも悪い知らせが伝わっても、米国株式市場は上昇し、優れた回復力をみせてきた。このため、大方の人がせいぜい強弱入り混じった内容と表現する雇用統計を受け、合理的に市場が反応している」と語った。

ドラッグストアチェーンでは、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス<WBA.O>とCVSヘルス<CVS.N>がともに4.9%下落し、S&P総合500種の重しとなった。アマゾンが処方箋薬市場参入の検討で最終段階にあるとのCNBC報道を材料視した。アマゾンは0.9%上昇した。

S&Pエネルギー<.SPNY>は0.8%値下がりした。供給過剰への懸念再燃などを受けて原油相場<CLc1> <LCOc1>が下落、つれ安となった。

米会員制倉庫型ストアのコストコ・ホールセール<COST.O>は6%値下がりして、S&Pとナスダックの重しとなった。四半期決算で粗利益率が低下したことを嫌気した。

週間でS&Pが1.2%高、ダウ平均が1.6%高、ナスダックは1.5%上昇した。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所では下げ銘柄が上げ銘柄を上回り、比率は1.74対1。ナスダックでは1.11対1で下げが上げを上回った。

米取引所の合算出来高は約57億株。直近20営業日平均は62億株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 22773.67 -1.72 -0.01 22762.03 22773.67 22730.85 <.DJI>

前営業日終値 22775.39

ナスダック総合 6590.18 +4.82 +0.07 6566.95 6590.18 6566.84 <.IXIC>

前営業日終値 6585.36

S&P総合500種 2549.33 -2.74 -0.11 2547.44 2549.41 2543.79 <.SPX>

前営業日終値 2552.07

ダウ輸送株20種 9886.88 -22.54 -0.23 <.DJT>

ダウ公共株15種 731.15 -0.47 -0.06 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1191.45 +5.38 +0.45 <.SOX>

VIX指数 9.65 +0.46 +5.01 <.VIX>

S&P一般消費財 730.37 +1.13 +0.15 <.SPLRCD>

S&P素材 362.96 -0.70 -0.19 <.SPLRCM>

S&P工業 612.37 -0.29 -0.05 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 553.77 -5.31 -0.95 <.SPLRCS>

S&P金融 437.25 +0.19 +0.04 <.SPSY>

S&P不動産 200.18 -0.41 -0.20 <.SPLRCREC>

S&Pエネルギー 503.79 -4.15 -0.82 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 959.60 -0.65 -0.07 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 160.56 -3.32 -2.03 <.SPLRCL>

S&P情報技術 1033.46 +3.00 +0.29 <.SPLRCT>

S&P公益事業 270.89 -0.17 -0.06 <.SPLRCU>

NYSE出来高 7.28億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 20695 - 15 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物12月限 円建て 20660 - 50 大阪比 <0#NIY:>

(ロイターデータに基づく値です。前日比が一致しない場合があります)