[ワシントン 6日 ロイター] - 米商務省は、カナダ重工業大手ボンバルディア<BBDb.TO>製のジェット旅客機「Cシリーズ」に300%近くの関税をかける方針を明らかにした。違法な補助によりCシリーズが「異常な」低価格で納入されているとの米ボーイング<BA.N>の訴えを認めた形。

商務省は先週発表した219.63%の相殺関税に加え、反ダンピング課税率79.82%を提案した。デルタ航空<DAL.N>向けCシリーズ75機の価格がコストを下回っていたと判断。これはボーイングが訴えていた80%を大幅に上回る課税となる。

課税には、来年初めにも示される米国際貿易委員会(ITC)の承認が必要。

今回の課税は、米国とカナダのほかCシリーズの翼を生産している工場がある英国との貿易紛争につながるとみられている。

9月26日に最初の相殺関税が発表された後、カナダと英国はボーイングの軍事製品の購入を見送る可能性を示していた。