[ベルリン 9日 ロイター] - ドイツ経済省が発表した8月の鉱工業生産指数は前月比2.6%上昇し、伸び率はロイターがまとめたコンセンサス予想の0.7%を大幅に上回ったほか、2011年7月以来6年超ぶりの大きさとなった。

7月は0.1%低下していた。

同省は、自動車やその他車両の製造業者が主要な推進力になったと説明。「良好な企業景況感や鉱工業受注の前向きな動きは、鉱工業部門における上向き基調が続くことを示している」とした。

コメルツ銀行のエコノミスト、Ralph Solveen氏は「われわれは第3・四半期に(GDP=国内総生産)伸び率が堅調になると予想している。われわれの予想では前期比約0.6%だ」と述べた。

ING銀行のチーフエコノミスト、カルステン・ブルゼスキ氏は「新政権による投資プログラムが想定される中、現在の(良好な景気)サイクルはさらに2年延びるだろう」と指摘。最大のリスクは地政学問題やユーロ高、米国の景気減速だと付け加えた。

キャピタル・エコノミクスのアナリスト、ジェニファー・マキューン氏は「低水準の失業率や緩和的な金融政策などに内需が支えられる中、今後の見通しもポジティブだ」と指摘。ドイツ経済は総選挙を受けた小幅な財政支援から恩恵を受ける可能性があるとし、今年のGDP伸び率は2.3%に達するだろうと付け加えた。

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