[ミラノ 10日 ロイター] - 欧州議会のタヤーニ議長は、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁に宛てた書簡の中で、ECBは銀行の不良債権に関する新たなガイドライン(指針)を巡る意思決定プロセスに欧州議会を関わらせなければならないとの認識を示した。イタリアメディアが10日に伝えた。

ECBは先週、不良債権問題に対応するため、来年以降、ユーロ圏内の銀行に貸倒引当金の増額を求める方針を示した。

これに対し、国内行が多額の不良債権を抱えるイタリアはECBに方針を緩和するよう求めている。

イタリア出身のタヤーニ議長はドラギ総裁宛ての書簡で、新たな不良債権処理ガイドラインが運用されることを「深く懸念している」と指摘。「議会の権限が十分に尊重されるよう、あらゆる措置を取ることを求める」と伝えた。