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ミドルマネジャーのための「不機嫌な職場」改革講座

「断絶の2009年」をリセットして、
チームの“つながり力”を再生しよう!

高橋克徳 [(株)ジェイフィール代表],重光直之 [(株)ジェイフィール取締役]
【第13回】 2010年1月6日
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 新年、あけましておめでとうございます。仕事始め、皆さんはどのような気持ちで出社されましたか?

 晴れやかな気持ちで新たな1年を迎えられた人も、気が重く暗い気持ちのまま新たな年へと突入してしまった人もいるでしょうが、2010年はまだ始まったばかり。

 正月は、自分にとっても職場にとっても、新たな気持ちで再スタートできるよい機会です。正月明けのこの1週間をどう過ごすか、自分の気持ちをどうリセットするかによって、幸先のよいスタートを切れるかどうかがかなり変わってきます。

 今回は、この1週間を「良いリセット期間」にするための方法について、一緒に考えていきましょう。

一年の計は元旦にあり!
自分とメンバーの役割を再定義しよう

 ミドルマネジャーであるあなたは、職場のメンバーを集めて今年最初の挨拶に何を話しますか?

 「今年はさらに、会社を取り巻く環境が厳しくなるかもしれない。皆気を引き締めて、目の前のお客様へのサービスを徹底して行なって欲しい」

 「とにかく今年は結果を出そう。そのために、1人ひとりが自分で考え、自分から行動を起こしていく意識をもって、頑張って欲しい」

 「1人ひとりが頑張っても限界がある。だから、皆で協力し合って、知恵を出し合って、この状況を乗り切っていこう」

 新年の挨拶でミドルが話すことは、おおむねこういった内容ではないでしょうか。どの挨拶も、大切なことを言っていると思うし、「1人ひとりが意欲をもって行動を起こしていくために、何を優先したいか」は伝わると思います。

 でも、あなたが上司から同じように言われたら、どう思いますか? 「結局は『あなたたちがどうにかしろ』と言われているだけ」「いくら一緒に頑張ろうと言われても、結局は部下である自分たちが頑張れってことだろう」と受け取られてしまったら、それでは何も変わりません。

 大切なのは、メッセージの内容よりも「姿勢」です。あなたがどんな立ち位置で、どんな目線でメッセージを伝えようとしているか。これまでの姿勢をリセットするところから、まずは始めてみて欲しいと思います。

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高橋克徳 [(株)ジェイフィール代表]

野村総合研究所、ワトソンワイアットを経て、ジェイフィールの設立に参加。組織における感情問題の解決や組織活力向上のコンサルティングに全力を注ぐ。多摩大学講師など、多方面で活躍。共著の『不機嫌な職場』(講談社)はベストセラーとなる。
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重光直之 [(株)ジェイフィール取締役]

株式会社ニイタカ、社団法人日本能率協会を経て現在に至る。ヘンリー・ミンツバーグ教授との出会いを機に、ミドルマネジャーを元気にする「リフレクション・ラウンドテーブル」を日本に導入し、プログラム開発とファシリテーターを担当。「感じる研修エンジニアリング」の普及にも力を入れ、スキット研修、演出家を招いての役作り研修など、多彩に展開中。

ホームページ:http://www.j-feel.jp(日本語)

 


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職場のコミュニケーションが崩壊し、社員の対立や生産性の低下に悩むミドルマネジャーが急増しています。ベストセラー『不機嫌な職場』の著者と「ミドル再生」を専門とする同僚が、管理職が不機嫌な職場を改革するための知恵を徹底指南します。

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