[シドニー 11日 ロイター] - オーストラリア証券投資委員会(ASIC)は11日、銀行が「適切に」インタレスト・オンリー(IO)形式の住宅ローンを提供しているかどうかを確かめるために、持ち家用のローンを含む個人向け住宅ローンを調査すると発表した。

IO形式の住宅ローンは節税策として投機的な不動産投資家から選好されており、ここ数年間における住宅価格上昇の一因となっている。

ASICのケル副委員長は「IO形式の住宅ローンは以前から注視されており、法的義務を履行していない金融業者に弁解の余地はない」と述べた。

ASCIは、住宅価格が上昇すれば不動産転売時に元手がとれるとの想定を前提に引退間近の個人がIO形式の住宅ローンの借り手となり続けており、退職年金がリスクにさらされていると指摘している。