[ワシントン 10日 ロイター] - ロシアの米大統領選干渉疑惑で、トランプ陣営とロシアとの関係について英秘密情報部(MI6)元スパイが作成した文書を巡り、米議会の3つの委員会の間で意見が対立している。調査に関係する人物が明らかにした。

この文書はMI6元職員のクリストファー・スティール氏が作成したもので、トランプ陣営とロシア側とのつながりが記されている。上院情報特別委員会とモラー特別検察官は現在、ロシアとトランプ陣営との共謀疑惑を調べており、モラー氏の捜査チームはスティール氏の聴取も行った。

これに対し、関係筋によると、下院情報特別委員会と上院司法委員会をまとめる共和党の2議員は文書の信ぴょう性に問題があるとしており、うち1人はロシアが文書作成に関与したとも示唆しているという。

上院司法委のメンバーである民主党のホワイトハウス議員はロイターとのインタビューで、この文書について「多くの部分がまだ正しいと証明されていないが、間違いだと証明された部分はないし、正しいと分かった部分も相当ある」と語ったが、詳細は明らかにしなかった。