[東京 11日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、わずかにドル安/円高の112円前半だった。午前は米長期金利の上昇に連れ高となったが、午後は目立った材料がなく、小動きが続いた。

ドルと米長期金利の相関係数は足元で95%と相当高くなっており、「北朝鮮を巡る緊張や米国の経済指標よりも、米長期金利の動向に敏感になっている」(証券会社)という。

午後は米10年債利回り<US10YT=RR>がおおむね2.36%近辺で安定的に推移。ドルも112.40円台を中心にこう着した。

市場関係者からは「10月に入ってからの値幅は上下で1円50銭にも満たない。新しいゾーンに行かないと動きようがない」との声が聞かれた。この関係者のドルの目線は上方向で、目先は次期FRB議長人事で動意が出るかに注目しているという。

<午前のドルも方向性出ず>

早朝112.40円付近を推移していたドルは、仲値に向けて112.23円まで下押ししたが、その後、米10年国債利回りの上昇に連れて112.58円まで買い進まれた。正午にかけて米長期金利が小幅に低下すると、ドルの上値も重くなった。

米ダラス地区連銀のカプラン総裁は、将来の利上げ検討に当たりインフレ面での前進の証拠を注視する姿勢を示した。一方で、低水準の長期金利が利上げの程度とペースを制限する可能性を示唆した。[nL4N1MM1PJ]

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 112.37/39 1.1814/18 132.78/82

午前9時現在 112.34/36 1.1812/16 132.71/75

NY午後5時 112.44/47 1.1806/07 132.76/80

(為替マーケットチーム)