[東京 12日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比97円29銭高の2万0978円56銭となり、8日続伸。2012年11月以降のいわゆる「アベノミクス相場」における取引時間中の高値を更新した。前日の米国株式市場では主要指数が最高値を更新。外為市場での円安基調も継続した。良好な外部環境に加え、衆院選を巡る世論調査も支援材料となった。

TOPIXは4日続伸。東証1部売買代金は1兆3125億円に上った。セクター別では精密機器が上昇率でトップ。石油関連や保険などが軟調だった。中国の電子商取引大手アリババ<BABA.N>の時価総額拡大が海外市場で注目されたことを受け、含み益の期待からソフトバンクグループ<9984.T>が4%を超す上昇となり、日経平均を約43円押し上げる要因となった。

衆院選の序盤の情勢を巡る共同通信社の世論調査によると、自民・公明を合わせた与党の獲得議席数は300議席超をうかがうという。「衆院選での波乱は見込みにくい。ファンダメンタルズが内外ともに良好な中、海外投資家による日本株見直しの動きも期待できる」(東洋証券ストラテジストの檜和田浩昭氏)との声が聞かれた。

東証1部の騰落数は、値上がり1255銘柄に対し、値下がりが666銘柄、変わらずが109銘柄だった。