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本記事はハフポスト日本版からの転載記事です

 男性にメイクをするなどして女装を体験してもらう店が大阪にある。「女装紳士」。1人で切り盛りする女性経営者、IMAさん(27)は「価値観が変わる」と話す。

インタビューに応じるIMAさん=大阪市 Photo by Kazuhiro Sekine

 そもそもメイクは何のためにするのか。より美しくなるため?社会人としてのエチケット?それとも...。IMAさんと改めて考えてみた。

──男性専門のメイクサービスは聞いたことがありません。始めたきっかけは?

 小さいころから絵を描くのが好きで、大阪市内にある美術系の高校に進学しました。卒業後の進路は美大に行くことも考えたのですが、才能に自信がなかったし、知人から「将来は美術の先生になるしかないよ」なんて言われて。思いとどまって、メイクの専門学校に進んだんです。

 メイクアップアーティストを目指したんですが、実際になった人から「最初の3年間は無給。親の仕送りが頼み。これが普通」と言われて一度は断念しました。

 専門学校を卒業後、「自分にはやっぱり絵しかない」と思い直し、現代画家のような真似事をしていました。しかし長続きはせず、ショップの店員や介護施設のスタッフなどの職を転々としました。