[ワシントン 15日 ロイター] - イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は15日、米経済は引き続き堅調だとの認識を示し、インフレは抑制されているものの、労働市場の強さを踏まえると段階的な利上げの継続が必要だと指摘した。

イエレン議長は銀行業界のセミナーで「今後数カ月のインフレデータを注意深く見守る」とし、私見として「弱い数字は持続しないというのが最も有力な推測だ」と述べた。

また、米経済は今年下半期中に長期トレンドを上回ると予想し、ハリケーンによる景気への影響は一時的だとの見方をあらためて示した。

議長はさらに、9月の雇用統計で賃金上昇が示されたことは心強いとし、FRBとして利上げを継続する見通しだと言明。「現在進んでいる回復の強さを考慮すると、健全な労働市場を維持し、インフレ率をFRBの長期目標である2%前後で安定させるために、段階的な金利引き上げが正当化されると引き続き予想している」と述べた。