ビジュアルは、きみの印象を一瞬で変える
最強ツールである

 時間がないと、つい「見た目」は後回しにしがちだ。だが、忘れてはならない。見た目=ビジュアルは、その人の印象を決定づける。信頼感、知性、相手への思いやりなど、その人の感性、価値観、能力そして人間性が如実に現れてしまうものなのだ。そして、面接官や採用側に勝手に判断されてしまうものなのだ。

 就活生の99%はビジュアルの重要性に気づいていない。エントリーシートの内容に夢中になり、レイアウトにまで気が回らない。スーツも靴も髪型も、挨拶や入室の仕方の、ちょっとした違いにも気づかない。鈍感なまま。

 よく考えてみてほしい。ビジュアルは、その気になればきみの印象を一瞬で変えることができる、ものすごいパワーをもったツールだ。

評価ががらりと変わる。ぜひビジュアルを磨こう。

『絶対内定2013 服装・マナー』では、ほかにもスーツ、挨拶、エントリーシートのレイアウトや書き方の違いなど、○と☓の例を写真入りで解説している。「なぜか最終(面接)でいつも落とされる」なんていう、もったいないことになる前に、ぜひ「見た目」対策として手にとっていただければと思う。

次回は、控え室で読んでも役立つ「面接でよく聞かれる質問」について説明したいと思う(まとめ記事作成:編集部)。