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書籍づくりの匠
2011年10月27日
著者・コラム紹介バックナンバー

綺麗に撮ることよりも大切なスキルがある
カメラマン 公文健太郎(前編)

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書籍づくりの匠、今回はカメラマンの公文健太郎さんです。書籍、雑誌、広告など幅広く商業写真を撮られる一方、写真家としてご自身の書籍を刊行されるなど、精力的な活動を続けている公文さんに、カメラマンという仕事について語っていただきました。

現場を大事にする
「外に出るカメラマン」

――様々な媒体で活躍されている公文さんですが、どのような割合でお仕事をされていますか。

公文 今思い浮かぶだけでも、雑誌、書籍、広告、ウェブなどありとあらゆる撮影をさせていただいています。それに加えて、ライフワークとして自分の作品も撮り続けています。割合というのはなかなか難しくて、雑誌連載のような定期的な仕事もありますが、書籍のように一度仕事に入るとかかりきりになるものもあるので。被写体という意味で言うと、最近は人物を撮ることが多くなりました。

――現在手がけられている連載は。

公文 ひとつはNHK「すてきにハンドメイド」のテキストの「伝統工芸を継ぐ女たち」という連載で、まさに伝統工芸を継いでいる実力のある若い女性を撮るというものです。もうひとつは、家の光協会「家の光」の「ふるさとの台所」という連載記事で、日本中の料理上手のおばあちゃんに話を聞きに行って、食材の収穫やそれを使った料理の撮影をしています。みなさんとてもお元気で、それに普通に旅をしていても出会えない人たちなので、とても楽しい撮影です。

――どちらもロケと言うか現地での取材ものですね。

公文 そうですね、他の仕事もそうなのですが、僕自身「外に出るカメラマン」だと思っています。

 もちろんスタジオで撮る仕事もありますが、それぞれの現場に出て行って、その場の雰囲気を撮る。そういう写真が好きですし、それにこだわっている部分でもありますね。これは、僕がついていた師匠の影響も大きいのですが。 

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編集者にとって書籍づくりは、多くのプロフェッショナルとの共同作業だ。著者はもちろんのこと、デザイナー、カメラマン、イラストレーター、校正者など多種多様の専門家の力を借りて一冊の本が出来上がる。本連載では、それら書籍づくりを支える「匠」に仕事に込めた思いを聞く。

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