[北京 16日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は18日に開幕する共産党大会で側近を指導部に起用するとともに、自らの思想を党規約に盛り込み、権力を強化する方針だ。さらに、「党主席」に就任し、毛沢東氏に並ぶ地位を固める可能性があるという。

党幹部や元当局者、外交筋など、指導部とつながりを持つ複数の関係筋が指摘した。

党大会では、習氏の河北省勤務時代に同省で勤務した栗戦書・中央弁公庁主任など、習氏が最も信頼する側近が常務委員として有力視される。

同じく習氏に近い王岐山・中央規律検査委員会書記は、引退が慣例とされる年齢に達しているが、何らかのポストにとどまるとみられている。

これに加え、関係筋によれば、習氏は党主席のポストを復活させる可能性がある。慣例に従えば習氏は2022年に引退となるが、党主席に就任すれば3期目続投にも道が開かれる。

習氏は現在、共産党総書記だが、総書記は政治局常務委員会の決定を踏まえて党運営を行う。アジアの外交筋は、習氏が仮に党主席に就任すれば「誰にも従う必要がなくなる」と語った。