[アーリントン(米バージニア州) 15日 ロイター] - 北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉は、緊張が高まって期限の12月末までの決着が難しくなっており、残りの交渉期限が延長されそうな情勢だ。3人の関係筋が15日明らかにした。

トランプ米政権は、カナダとメキシコにとって受け入れ難い強硬な提案を数多く突き付けている。関係筋によると、どの国も交渉から撤退せず、徐々に妥協点を探っていく構え。

関係筋の1人は「作業が多すぎて時間が足りない」と述べた。

交渉の内容を知る関係者によると、交渉の雰囲気は非常に緊迫しており、カナダとメキシコはトランプ政権が本当に決着を望んでいるのか疑念を募らせている。

関係筋2人によると、米バージニア州アーリントンで開催中の第4回会合は日程を2日間伸ばして丸1週間となっており、残る3回の会合も延長される可能性がある。来年初めに追加会合を行うことを視野に、日程調整も始まっているという。

3カ国は当初、来年のメキシコ大統領選と重ならないよう、交渉の期限を今年12月末に定めた。当局者らは現在、来年2月末までの延長であれば、大きな問題を引き起こさずに済むかもしれないと述べている。